よくドラマなんかでありますよね。息子夫婦の家に来た姑が、障子の「さん」のほこりを指でなぞって「あら、サト子さん(仮名)これはなあに?」「す、すみません!お義母様!」のようなやりとり。
実は我が家にもいるんです・・・鬼のような姑が・・・!
といっても夫の母のことではありません。夫のお母さんはとても優しいです。では誰のことかって、もちろん我が家の長女とんぼ(3歳)です。
実は昨日、とんぼが幼稚園に行っている間に鍋を焦がしちゃったんです。換気はしていたけれども、家中かなり焦げ臭いにおいがしていまして
幼稚園から帰ってきたとんぼが私に言いました。
「ママ、これお肉のにおい?」
「いや、実はママお鍋焦がしちゃってね。」
その後とんぼは何回も何回も、
「ママはおなべをこがしちゃったんだよね。」
「くさいね、こげたにおいだね。」
とくり返し、私をチクチク責めました。針のむしろです。
こんなこともありました。かぶと(次女)が産まれて間もない頃、私がかぶとの爪を切っていまして、ハサミ型でなくて(普通の爪きりの形の)ベビー用
爪切りを使っていました。で、小指をちょっとはさんでしまいまして、かぶとの小指に血豆ができてしまったんです。私はかぶとに謝りました。「ああっ!
かぶと、ゴメン!!」するとそれを聞きつけたとんぼがすっ飛んできまして、私に言うわけですよ。
「ああー!かぶと、だれにやられちゃったの?」
「ゴメン、ママです・・・。」
「ママ!かぶとにあやまりな!」
「はい・・・。かぶと、ごめんね・・・。」
そして、その後かぶとの血豆が消えるまで
「あれー!かぶと、ここどうしたの!?」
「(知ってるくせに・・・)ごめん。ママがはさんじゃいました・・・。」
「ママ!かぶとにあやまりな!」
「はい・・・。ごめんね、かぶと。」
これと同じ会話が繰り返されました。何度も、何度も。
そしてかぶとの指が治ってからも、
「かぶとは昔ママにやられちゃったんだよねー。」
と事あるごとにとんぼは私をいじめるのでした・・・。
ううっ・・・私・・・耐えてみせます!!(と、ハンカチをかむしぐさ)
余談ですが、先日夫とこんな会話をしました。
夫:食い合わせって大丈夫なものもあるんだね。
私:へえー。例えば?
夫:うなぎと梅干は大丈夫らしいよ。
むしろさっぱりして美味しいみたい。
私:うん、確かに悪くなさそうだねえ。
(ここから私の妄想です)
姑:サト子さん(仮名)、あんたなんか○○家の嫁失格だよ!
嫁:そ、そんな!お義母様・・・!
姑:フン、アンタなんかに食べさせるご飯は無いんだよ!
嫁:いいんです、お義母様。お気の済むようになさってください。
私、どんな仕打ちにも耐えてみせます!
いっそ、いっそのこと私のご飯はウナギと梅干にして下さい!
姑:サト子さん・・・!(ガーン)
嫁:私なんかウナギと梅干で十分です。さあ、お義母様!ウナギを!
姑:でも・・・それでは・・・食い合わせが・・・。
嫁:お義母様が私を認めてくださるまで、
私ずっとウナギと梅干を食べ続けます!
ああー、サト子さん、いいなあー!
よしっ、サト子さん!一緒にウナギを食べて共に闘おうではありませんか!
といっても私の相手は娘ですけれども・・・。
※サト子さんは架空の人物であり、サト子さんの話はフィクション(私の妄想)です。