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コメント[ 0 ]TB[ ] 2006年09月20日15:52

夫は基本的には私服勤務ですが、年に何回かの出張の時はスーツを着ます。もちろんビジネススーツに革靴・・・のスタイルのはずなのですが・・・。

間違えてスニーカーをはいて出かけてしまうことがあります。もちろん革靴は玄関に用意してあるのに、です。

初めて間違えた日は黒のスニーカーだったため、本人が帰宅して私が指摘するまで気がつきませんでした。2度目に間違えた時は青のスニーカーだったのでさすがに途中で気がついたようです。しかし本人はさほど気にはしていないようでした。

それからは出張でスーツを着る時には、「革靴を出して、スニーカーを隠す」ことが私の仕事になりました。

ところが先日うっかりスニーカーを隠し忘れてしまったのです。当然夫は間違えてスニーカーをはきました。

ちょうどその日は私が車で夫を駅まで送って行き、「行ってきまーす!」と夫が車を降りた時にそれに気がつきました。紺色のスーツにベージュのスニーカー・・・。

私は車の窓を開けて「ちょっと!!靴!靴!」と叫びました。夫は自分の足元を見て「あっ!」と驚きました。でももう革靴を取りに帰っている時間はありません。今日は上司と一緒に大事なお客様のところへ行くと聞いていました。

「どうしよう・・・。」と困惑する私に「まあまあまあ。じゃあ行ってきまーす。」と夫は笑顔で改札へと走っていきました。私は大声で「時間があれば靴買っていいからねー!」と叫びました。


靴は買えただろうか。もし買えなかったとしても「あれ?靴どうしたんですか?」「いやあー・・・間違えちゃって」なんて会話になっているかな?なんて思っていたのですが・・・。

夫はスニーカーのまま帰宅してきました。


私:みんなから「靴どうしたの?」って聞かれたでしょう?

夫:いや、誰にも何も言われなかったよ。

私:いくらなんでもそんなはずはないでしょう。みんな足元を見てなかった?

夫:うん。みんな足元が気になっているみたいだったよ。でも堂々としてれば

  そういうファッションだと思ってもらえるかと思って。     

私:・・・・・・。

 

私だったら恥ずかしさのあまり、人に指摘される前に自ら「見てくださいよー。これあわてて間違えちゃったんですー。アハハハー。」なんて言っていたことでしょう。



この人はすごいなあー・・・と夫を見直した出来事でした。  

 

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