プール熱になってしまいました。
といっても一般に言うところの「プール熱」ではなくて「プールにお熱」という意味です。普通に言うと「プールの楽しさに目覚めてしまった」ということです。
先週金曜日の朝10時のことです。私はスポーツクラブで着るような半袖・五部丈の黒の水着に身を包み、スイムキャップをかぶり薄いブルーのゴーグルをはめ、リビングに仁王立ちしていました。
その日台風で幼稚園が休みになって家にいた長女とんぼが私を見て目を丸くしました。そして休みを取って家にいた夫は私を見て驚いたように言いました。「おお!なんか水泳選手みたいだぞ!」当然です。水泳選手をイメージしたのですから。私は言いました。
「今から温水プールに行こう!!」
なんでこんなことになったかというと、この「水泳選手みたいな水着」がセールで半額だったからです。
「この水着を着たらすいすい泳げそうだ!!」
さらに私はゴーグルや家族みんなのキャップもそろえ、休みには無理矢理夫と子ども達をプールに連れて行こうと思いました。これが事のいきさつです。
私は張り切っていました。なにしろ15年ぶりに泳ぐのです。もちろん海や川で水とたわむれることはありましたが、ちゃんとプールで泳ぐのは高校生の体育の授業以来です。なのにこんな泳げそうな格好をしてしまっていいのだろうか・・・と思わないでもなかったのですが、とにかく私たちはプールへ行ったのです。
幼児用プールで長女(4歳)と次女(1歳)を遊ばせながら夫と私は交代で泳ぎました。なにしろ久しぶりなので50mか100mでしんどくなってしまうのですが、それでもとても楽しくて、子どもたちに付き添うのを交代しながら私と夫は何度も泳ぎました。うれしいことに子ども達もプールが大変気に入ったようでした。夫も「楽しい!」を連発していましたからこの試みは大成功だったわけです。
次の日も、そしてまた次の日も私達はプールへ行きました。プールに行く前に「水泳はイメージが大切だ!」と金メダリストの北島康介選手の動画を見たりもしました。こうしてノリノリになってしまった私達は3日間楽しく泳ぎまくったのでありました。
驚いたことが2つ。
1つ目は、1歳(もうすぐ2歳)の次女かぶとが自分で息を止めて水に顔をつける練習をしていたこと。「自分も泳ぎたい!」と思ったようです。そしてその姿を見て4歳の長女とんぼが「負けるか!」とばかりに水に顔をつけるようになったこと。(それまでは怖がっていました。)
2つ目は、あんなにたくさん泳いだのに夫も私も体重が増えていたこと。
やっぱりプールの後のビールと焼肉がまずかったのでしょうか・・・。
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