最近スーパーや酒屋などに買い物に行くと、特設コーナーに果実酒のビンや氷砂糖やホワイトリカーなどがズラリと並んでいますね。これを見るたび梅酒大好きな私は「ああ、梅酒作りの時期だなあ。」とウキウキしてしまいます。
実は我が家の長女とんぼ(4歳)が生まれたばかりの頃、梅酒を漬けました。よく「梅酒は熟成させればさせるほど美味しくなる」なんて言いますよね。私たち夫婦は「娘が生まれた年に梅酒を漬けて、娘が成人したら一緒に飲もう!さぞかし美味しくなっているに違いない!ムフフ・・・!」なんて話をし、梅酒を漬ける準備をしました。(生まれ年のワインというのも考えて酒屋さんに聞いたりもしたのですが、管理が難しいので断念しました。)
娘が成人してから飲むのはもちろんのこと、娘が誕生日を迎えるごとに夫婦で一杯ずつ飲むことにしました。娘の成長をかみしめながら娘とともに成熟していく梅酒を味わう・・・なんていうとすごくいい話みたいで恥ずかしいのですが・・・。そんなこんなで私たちは「成人してから飲む分プラス誕生日カケル19回分」を緻密に計算しまして、売り場で一番大きいビン(8リットル)に青梅そして氷砂糖をどかどかと、さらにホワイトリカー2.5本(2.5升)をドボンドボンと投入し、とにかくたくさんの梅酒を漬けたのでありました。
そしてそれから4年の月日が流れ、あれだけ大量につけたはずの梅酒、
娘の生まれ年の梅酒はいま・・・!

わずかに残った梅酒を左の小さな瓶に移しました。
ええー!?なんで、なんでなんでっ!
これでは誕生日はおろか成人した時に皆で飲めるかも怪しいところ。というわけでこの小さな瓶は新聞で何重にもくるまれて、我が家の台所の地下深く封印され、深い眠りにつきました。決してのんべえの私たち夫婦に見つかってはならんのです!この梅酒が次に目覚めるのは16年後、成人したとんぼが封印を解くその時になりそうです。トホホ・・・。
で、気を取り直して今年も梅酒を漬けることにしました!ネットでいろいろ調べると最近はホワイトリカーでなく本格焼酎や日本酒で漬けるのも流行っているとか。面白そうなので私も今年は本格焼酎で漬けてみることにしました。

芋焼酎(赤霧島25度)で漬けました。
(私のとっておき)

黒糖焼酎(喜界島30度)で漬けました。
黒糖なら「れんと」が好きですが、25度しかなかったので。
本当はアルコール度数が35度以上のものを使うので、うまく漬かるかちょっと不安です。(後から知ったのですが最近は果実酒用に35度の本格焼酎も発売されているようです。)念のためホワイトリカーのオーソドックスな梅酒も作っておこうと思います。もちろん空になった8リットルビンにたっぷりとです!
そしてそれはもちろん、
次女かぶと(1歳半)が成人したらば一緒に飲むのです!
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